【シンガポール】現地で買えるプリペイドSIM、StarHubとTourist SIMについて

2018年3月時点での情報です。シンガポールで”Prepaid Tourist SIM Card“という、観光客用として売られているプリペイドSIMを使ってみました。

15シンガポール・ドルで、有効期限5日間です。データ100GBという日本では考えられない大容量データに加えて、国内100分・国際通話20分も可能という太っ腹なSIMです。また、チャンギ空港で見かけたStarHubのSIMは、長期滞在、そしてシンガポールを含む周遊旅行をする方にはおすすめのSIMです。

 

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Prepaid Tourist SIM、5日間以内の滞在におすすめ

チャンギ空港で適当なSIMに出会えず、とりあえずタクシーで市内へ向かいました。

さっそく向かったセブンで、短期のプリペイドが欲しい、と店員さんに聞いたところ、15ドルのPrepaid Tourist SIMがある、ということでこちらを購入しました。短期SIMのオプションは、これだけでした。

Tourist SIM Cardの内容は以下。5日以内の滞在には十分すぎる内容です。国際電話20分も含まれています。

通話できるとレストランの予約ができたりと、便利です。

国内データ100GB
国内通話500分
国内SMS100
国際通話20分
有効期間5日間

 

APN設定は不要、他社のプロファイルは削除した方が通信が安定する

Prepaid Tourist SIMの設定は簡単です。

SIMを端末に入れたら、#100#とダイヤルすると、アクティベートされ、利用できるようになります。

私はiPhone 7を使っていて、普段はIIJのSIMを使っています。IIJのSIMを抜いてTourist SIMを挿入し、特に設定変更はせず、ダイヤルするだけで使うことができました。

しかし、回線が急に低速になって使えないということが不安定な状況が繰り返し発生したので、IIJのプロファイルを削除してみたところ、回線が安定しました。プロファイルの削除は、設定>一般>プロファイル、から行います。

日本に戻って、日本のSIMを使う際は、再度その公式ウェブサイトからプロファイルをダウンロードしてインストールします。この作業、日本に帰る前に済ませておくと良いです。日本でフリーwi-fiを探すのは面倒です。シンガポールの現地SIMが使えるうちに、又はチャンギ空港のフリーwi-fiなどを使ってダウンロードしておくと、日本に着いて、SIMに入れ替えたらすぐに通信できます。

SIMカードを交換する際に一つ持っていると便利なのは、SIMピン。そして取り出したSIMを保管しておくSIMカードケースAmazonや楽天(SIMカードホルダー&SIMカード変換アダプタ 3in1 SIMピン付き)でセットで売られています。

 

シンガポールの4Gは超高速!

プロファイルを削除するまでは、25Mbps出ていると思ったら次の瞬間90Kbpsに下がって通信ほぼ不可、ということがありました。しかし、既存のプロファイルを削除してからは、安定して高速回線につながっていました。

シンガポール、やはり超高速でした。返金的に30Mbpsくらい出ていますし、遅くても5Mbps以上出ていました。5Mbps出ていれば、個人的には十分です。

 

チャンギ空港で買えるStarHubのHappy Travel Prepaid SIMは、周遊旅行及び5日以上の滞在におすすめ

先にお伝えしておきますが、私はチャンギ空港で必要最小限の動線、つまり、到着ロビーを出て、タクシー乗り場まで行く道しか確認していません。なので、もっといろいろと歩き回ってみれば、空港内にほかのSIMを発見できるかもしれません。

その上での情報ですが、SIMカードなど売っているカウンターを2つチェックしてみたところ、どちらも販売していたのはStarHubのHappy Travel Prepaid SIMのみでした。それも、32ドル又は50ドルの商品のみでした。

Starhubのウェブサイトを見てみたところ、32ドルプランの下に、15ドルの【5日間15GB】のプリペイドがあるようです。それがあったら買ったと思いますが、店頭の商品リストには載っていませんでした。また、32ドル又は50ドルのStarHub SIMは空港でしか販売されていないSIMとのことです。

こちらのStarHubの32ドルと50ドルのHappy Travel Prepaid SIM は、シンガポール国内だけでなく、日本、マレーシア、インドネシア、アメリカまでも含む海外でもローミングして使えるデータ容量が含まれています。なので、シンガポール滞在中にマレーシアのジョホールに行ったり、インドネシアのビンタン島に行ったり、その後ほかの国にも渡航する、という方にはとても便利なSIMかと思います。

滞在がシンガポールのみ且つ3~4日という短期の私にとっては、StarHubのSIMはコスパが悪いし、条件が合わないので、購入しませんでした。

名前シンガポール国内
有効期間と4Gデータ容量
海外(日本含む)
有効期間と4Gローミングデータ容量
$15 Happy Prepaid5-days
15GB
$32 Happy Travel Prepaid10-days
15GB
10-days
2GB
$50 Happy Prepaid10-days
15GB
30-days
5GB

 

8日間までの滞在で、通話不要なら、やはりSIM2Flyは便利

SIMはデータのみで良い、という方には、Amazon JPで購入できるタイのローミングSIM、SIM2Flyはやはり便利だと思います。相場も1300~1500円くらいなので、現地で買うのとそんなに変わりません。

期間は8日間、データ容量は4GBですが、普通に使う分には十分です。またシンガポール以外の国々(日本含む)でも使えるので、周遊旅行の方にもおすすめです。

今回シンガポール滞在中、日本で購入したSIM2FlyもiPhone SEで使いました。こちらはプロファイルを削除する必要もなく、SIMを交換してすぐに使えました。

SIM2Flyに関するレビュー記事も書いていますので、良かったらご覧ください。→日本含め複数の国で使えるプリペイドSIM、AIS SIM2Flyを使ってみました

まとめ

シンガポールでは、観光客用のSIMがS$15で購入できます。短期滞在の私にとっては使い勝手の良いSIMでした。
シンガポール以外の国も周遊される方は、チャンギ空港で買えるStarHubのHappy Travel SIMが便利そうです。
データだけ且つ8日間以内の滞在の方、そして周遊される方には、日本のAmazonでも買えるAISのSIM2Flyがおすすめです。
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