0ヶ月からのネントレ、実践したとこと、参考になった赤ちゃんの睡眠・ネントレ関連本

出産当日から始まる24時間体制での育児。産後、3時間以上続けて眠ることが無い日々が始まりました。本当にしんどくて、なんとか自分が楽になれる方法を必死に求め、赤ちゃんの睡眠関連の本を何冊か読みました。

最終的に私はいくつか方法を試すことになり、0ヶ月から自己流のねんねトレーニングを始めました。結果、息子は9ヶ月になった今も、寝かしつけは不要で、基本的に自力で19時〜19時半の間に眠りに落ちます。私が実践したこと、また参考にした本についてまとめます。

(2020年9月追記)息子は1歳半を過ぎました。今も基本19時に就寝する生活を続けています。1歳になった頃、寝たくなくて泣く日々が少しありました。でも今は19時ごろになると自ら寝たがります。一貫して寝かしつけはしていません。ネントレの成果なのかはわかりませんが、早くから規則正しい生活リズムを確立することで、親の負担はずいぶん軽減されると思います。親が自分の時間を確保するためにも、ネントレをお勧めします。

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私が0ヶ月から実践したネントレ

私の自己流ネントレでは、以下の3点を習慣にしていました。

  1. ベッドに入る時間と朝起きる時間を決める
  2. 寝かしつけはしない(おっぱい=寝る、抱っこ=寝る、というパターンにならないよう気をつけました。)
  3. 泣いたら放置しない

具体的には以下のような流れで行なっていました。

  • 赤ちゃんが眠そうでも、そうでなくても、19時になったらベッドルームに行く。
  • 寝る前に、5分くらい抱っこのまま話しかけたりする。
  • 5分くらい話した後、ベビーベッドに置く。
  • ドアは閉める。別室でベビーモニターで監視する。
  • 1分間くらい泣き続けたらすぐに見に行き、抱っこをするなり、トントンするなりする。
  • 朝は7時に赤ちゃんを起こして、明るい部屋に移動する。
  • 新生児は2時間半以上起きていると疲れてくる、疲れすぎると寝れないし不機嫌になる、と理解し、日中も昼寝を十分に取らせる。

読んだ本、以下参考になった順

赤ちゃんにもママにも優しい安眠ガイド 清水 悦子

情報量が程よく、読みやすい本です。夜泣き対策がメインですが、月齢別のスケジュールが参考になりました。また、どうして赤ちゃんは夜泣きをするのか、ということもわかりやすく説明されていたので、勉強になりました。いわゆるジーナ式に似ていていますが、ジーナ式の本よりもわかりやすいです。私は本書の「簡単3ステップ」の第一ステップである、朝は7時までに起こす、というネントレを、取り入れました

カリスマ・ナニーが教える赤ちゃんとおかあさんの快眠講座 ジーナ・フォード 

ネントレについて調べれば誰もがたどり着く、ネントレ界の有名人といえば、ジーナ・フォード。「カリスマ・ナニー」と言われるだけに、経験談に基づいた豊富な情報は説得力があります。ただ、よく眠れる子を育てられるとしても、その方法であるスケジュール管理がものすごく細かく、授乳は何時に何分間、昼寝は何時何分から、と言った風に分刻みスケジュールになっています。これは赤ちゃんのためにいるナニーだからこそできることで、仕事や家事や他の家族との生活がありながら実践するには難しい部分が多々あります。また、「おっぱいを空にする」という表現が使われていますが、「空」の状態をどうやって把握するのか私は体の感覚としてわかりませんでした。そのような表現含め、少し読みにくいと感じる部分はありました。

全体的には、参考になる情報が多くある良い本だと思います。例えば、赤ちゃんは疲れが原因で泣くことがあるので、3ヶ月未満の赤ちゃんは2時間以上起こしていてはいけない、など。出産準備に関する章も参考になりました。ジーナ式のスケジュールをがっちりやろうと思ったら、大変だと思いますが、やらないにしても色々と参考になるので読んでよかった本です。

ママと赤ちゃんのぐっすり本 「夜泣き・寝かしつけ・早朝起き」解決ガイド 愛波 文 

出産前に唯一読んだネントレ本です。私は徹夜もできないし、とにかく寝ないと日中の集中力もなくなるタイプだったので、産後なるべく平和に眠りたいと願って購入したことを覚えています。最初に読むにはぴったりの本だったと思います。「セルフねんね」ということで自力で寝れるようになることが目標になっていて、私もそのようにしたかったので参考になりました。寝かしつけはしない、という考えもこの本で得ました。また、母親がハッピーであれば子もハッピーであり、母は自分のことも大切にすべきというメッセージにも共感しました。

赤ちゃんが朝までぐっすり眠る方法 エリザベス・パントリー

新米母には色々と勉強になる情報がありました。赤ちゃんが疲れているサインを見逃さずにそのタイミングで寝かせる、日中に十分な栄養を取らせる、というのは今も意識しています。また、他人のアドバイスに惑わされないよう本を読んで勉強すべしという意見には共感しました。

カリスマ助産師トコちゃん先生の 赤ちゃんがすぐに泣きやみグッスリ寝てくれる本 渡部 信子

「トコちゃんベルト」で有名な先生による本です。丸く抱っこして、丸く寝かせて、「お雛様巻き」で巻いて寝かせて、ととにかく「丸」がキーワードのメソッドです。これも一つの方法である、と参考程度に読み流せれば良いのですが、そうでないと少ししんどく感じる本かなと私は思います。私は新生児育児でいっぱいいっぱいな時にこれを読み、ノイローゼになりそうな気分になりました。本当にこれをしなきゃ成長に支障が出るのだろうか?!と色々と悩まされるからです。授乳クッションを使った「まんまる寝床」は日中のお昼寝時に実践してみました。

新編 シアーズ博士夫妻のベビーブック ウイリアム・シアーズ , マーサ・シアーズ

ネントレに特化した本ではないのですが、アマゾンでベストセラーだったので買ってみました。情報量が多いので、色々と参考になる本です。ただし、本書は「アタッチメントペアレンティング」と言って、とにかく新生児の時は可能な限りずっと抱っこしていよう、という意見の本です。トコちゃん先生の本同様、新生児育児でいっぱいいっぱいな時期に読んだ時は、本当にしんどい本でした。ずっと抱っこなんて無理、そんな自分はダメなのか、と追い詰められました。とはいえ、月齢別の成長に合わせてどうやって遊べば良いか、保育園やベビーシッターに預けることについて、など幅広いトピックをカバーしているので落ち着いてから(新生児期を過ぎてから)読めば良書かと思います。

まとめ

初めての育児、こちらで紹介した6冊を参考に、しんどい最初の3ヶ月を乗り越えました。どの本にも共通していたのは、赤ちゃんにとって生活のリズムを整えてあげることは良いことである、ということ。あとは自分が出来そうだと思うこと、共感することを基準に自己流で実践しました。

ネントレは母のためでもあり、赤ちゃんのためでもあります。そして最初に頑張れば、後々親も子も楽だと思います。息子は1ヶ月の頃には、寝る前にあまり泣くこともなくなり、すんなり19時台に自力で眠る習慣ができました。そして9ヶ月になった今も、同じです。外出でリズムが乱れるとギャン泣きで大変なこともありますが、そのくらい赤ちゃんにとって生活リズムが安定することは大切なことなのだと思います。

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