愛育病院の母乳相談室に行ってきました

愛育病院で出産しました。入院中は毎日助産師さんが授乳の仕方や、追加する粉ミルクの量について指導してくれたので安心でした。でも、退院後に自分一人で色々できる気がしない・・・。そう思い、退院から2週間後にあたる日に母乳外来の予約を取っておきました。愛育病院の母乳相談室は、1時間5000円で、内容は入院中の助産師さんの対応と変わらないものでした。高いなと思いましたが、1ヶ月検診まで不安でいるよりは、相談に行ってよかったと思いました。

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相談に行く前の準備

質問事項をメモしておく

一人で授乳を始めてみると、色々と聞きたいことがでてきました。夜中に寝ている赤ちゃんを無理矢理起こしてでも授乳すべきなのか、授乳しようとすると赤ちゃんが抵抗するのはなぜ、ミルクの量はこのままで良いのか、ポジショニングがイマイチしっくりこない等。質問したいことをメモしておいたので、1時間に全て聞くことができました。

授乳の回数やミルクの量の記録をしておく

愛育病院では、入院初日から母子同室で、最初から自分で赤ちゃんの面倒をみる事になります。赤ちゃんを乗せたコットには、授乳や排泄をメモするシートが付いていて、毎日自分で記録を取るようになっていました。

退院してからも同じように母乳、ミルク、尿、便、おへそ掃除の5項目について毎日メモをしておきました。母乳相談の際、このノートを持っていったところ、その情報を元に助産師さんがアドバイスをしてくれたので役に立ちました。特にミルクについては、今後の量と回数を決める上で参考にしてもらいました。

1時間の母乳相談の内容

  • 記録ノートを見てもらい、授乳回数やミルクの量などの現状を説明しました。それに対し、私が今後どうしたいのか(完全母乳が良いのか、ミルクと混合が良いのか)をヒアリングした上で、今後のミルクの回数や量についてアドバイスしてくれました。
  • 母乳に関する悩み事を相談しました。
  • 実際に授乳するところを見てもらい、ポジショニングやラッチオンが正しくできているか見てもらい、アドバイスをもらいました。
  • 赤ちゃんの体重を測りました。授乳前と後で測り、どれくらい母乳を飲めているのか確認できたのはよかったです。

ざっと上記のことをして、1時間でした。内容としては、入院中に担当の助産師さんが授乳に付き添って色々教えてくれていた時と変わらないかなと思います。

母乳相談を受けた感想

自治体でも母乳相談が無料でできたりするようですし、近所の助産師さんに相談に行くのもアリかと思います。愛育病院の1時間5000円よりは安く済むかもしれません。

それでも、今回愛育の母乳相談に行ってよかったと私は思いました。というのも、助産師さんが入院中の私と赤ちゃんの状況についてのメモや、体重の推移といったデータをすでに持っているので、いちいち説明しなくて良いからです。

私の場合、出産してから授乳ができるようになるまで数日かかったので、赤ちゃんの体重が退院までに思ったように増えませんでした。そのような中、入院中に母乳相談を予約を手配できたことも新米母としては安心でした。

ラッチオンについて

ところで、助産師さんが授乳の仕方を教えてくれるとき、「乳首を赤ちゃんの口に入れたら上にパクッと被せるようにする」とか、「乳りんが隠れるくらい乳首全体を口にふくませる」とか色々言われたのですが、それがいわゆる「ラッチオン」というのだと後から知りました。

ラッチオンがうまくできると、赤ちゃんはちゃんと母乳を飲めるらしいです。退院後、ラッチオンについて調べたところ、動画を見ることでやっとコツがわかった気がしました。youtubeで見つけたピジョンの動画がわかりやすかったです、参考まで⇨ (https://youtu.be/c1JlWVhNC1U)。

授乳に便利なアイテム

メデラの乳首保護クリーム

買っておいてよかった、と出産直後に思ったのが乳首用のクリームです。出産経験者から「絶対必要!」と言われ、入院する前にAmazonで購入しておきました。授乳を初めて数日で、乳首が乾燥したのか痛くなりました。その後も上手く赤ちゃんが飲めずに傷つけてしまった時もこれを塗れば割とすぐよくなりました。赤ちゃんが舐めても大丈夫な成分なので、いつでも塗れるし、乳首のケアだけでなく、赤ちゃんのオムツかぶれにも使えます。

授乳クッション

愛育病院で付与された授乳クッションは薄くて柔らかくて、私はバスタオルを追加しないと高さが合わないものでした。退院後は家のクッションやドーナツクッションで代用していましたが、背中や首こりがひどくなってきたので授乳クッションを購入しました。高さが十分にありそうでカバーが洗濯できるdaccoのものを買ってみました。母乳の分泌が良くなってくると、クッションにポタポタと垂らしてしまうこともあるので、カバーが洗濯できるのは助かります。ただ、1ヶ月使っていて、へたってきたような気がします・・・これは消耗品であると割り切ることにしました。もっとボリュームがある青葉の方が良かったかも。

MAMの哺乳瓶

愛用している方からお祝いでいただきました。日本ではピジョンの哺乳瓶がメジャーだと思いますが、MAMは海外では有名なブランドらしいです。このボトルの素晴らしい点は、分解して、この本体だけで電子レンジでスチーム消毒できるところです。500ワットで3分チンするだけなので、すごく楽です!加えてシーズンごとにデザインが変わるみたいで、オフィシャルサイトを見ると可愛いものがたくさんあります。日本のアマゾンでも買えますが、すごく割高です。定価で買えばこの小さい160mlサイズなら1000円もしないみたいです。

デジタル時計

授乳何分くらいしているかな、と時間を確認するのに便利なのが時間が見やすいデジタル時計。私は上のカシオの古いモデルを使っていて気に入っています。時刻が見やすいだけでなく、上部のボタンを軽く押すとバックライトが光るので夜の授乳の際も便利ですし、温度と湿度の表示もあるので(どこまで正確かは疑問ですが)、赤ちゃんににとって適した環境か手軽に確認できます。

最後に

出産した当日からいきなり始まる母乳育児。とにかく眠いし、やり方もよくわからない。授乳は思ってたより大変でした。母乳に関してに限らず、今後も育児について困った時は、産院でも自治体でも友人でもなんでも良いので、相談できるところを探して活用するようにして行きたいと思います。

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