愛育病院の麻酔分娩学級を受講しました

愛育病院では、麻酔分娩を希望・検討している人に、麻酔分娩学級の受講をすすめています。妊娠9ヶ月目に夫と受講しました。

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麻酔学級とは

愛育病院では、麻酔分娩を検討している人を対象に麻酔学級という説明会を行っています。毎週月曜日、午後3時から1時間で、受講費は2000円(一人でもカップルでも同額)。要予約です。

麻酔学級では、麻酔分娩のメリットとデメリットや分娩時の流れについて、助産師、産科医、麻酔科医それぞれから説明があり、最後には質問タイムがあります。

これを受講すると、実際に麻酔分娩をすることになった場合、費用が20万円となります。受講していないと、25万円です。

受講した感想

麻酔のメリットとデメリットを理解することは必須ですし、質疑応答ではこれまで事故はなかったことなども確認できて、総じて良い講習だと思いました。

麻酔分娩をするメリットは陣痛が和らぐことですが、デメリットは麻酔を打つと陣痛が進みにくくなり、自然分娩よりも出産までに時間がかかる場合が多いこと、赤ちゃんの回旋異常が起こる可能性があること、陣痛の進み具合によっては陣痛促進剤を使ったり、吸引分娩に至ることもあるとのことでした。

一つ意外だったのは、産科医の先生が、どちらかというと自然分娩を推奨していたことです。出産の痛みには意味がある、というような話もされていました。麻酔をしたいと思っている私にとっては、その類いの話は出産経験のある女性からされるならまだしも、男性が言うとどうも納得できなくて、ここでもそんな話をされるのか!と少しイラっとしたのは事実です。

入院時には、講習でもらう麻酔分娩申込書にサインして持参することになります。ちなみに、愛育病院で出産する方の中で麻酔分娩を選択する人は、全体の45%とのことでした。

最終的に麻酔分娩を選択

私は麻酔分娩を選択しました。出産の体験については、以下の記事にまとめています。検討されている方の参考になれば嬉しいです。

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