【タイ】タイの短期プリペイドSIMは、日本のアマゾンで買った方が良いという結論

2017年8月時点での情報となります。バンコク、ドンムアン空港で、ローカルSIMを購入しました。通信会社AISのカウンターで、7日間無制限、20バーツ分の通話付きで199バーツ(700円弱)でした。十分お得なSIMと思っていたのですが、日本のアマゾンでも同額またはそれ以下で7日間無制限のSIMが売られていることが発覚。

結論として、タイの短期用のプリペイドSIMは、日本のAmazonで買ったほうが良いとわたしは思います。値段は現地より安い又は同額くらいの上、現地での時間がセーブできるからです。

 

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ドンムアン空港でSIMを購入

SIMを持たずに日本を出発した私がドンムアン空港に到着し、出国ゲートを出たのは夜中の1時過ぎ。ゲートを出ると、さっそく、TrueとAIS(通信会社)のカウンターがありました。どちらもまだ開いていました。

二社とも7日間パッケージを199バーツで販売していたので、「SIM2Fly」という周遊ローミングSIMで使い慣れているAISを選びました。

 

7日間無制限で、199バーツ!

「7日間だったら一番安いこのプラン」と見せられたのが、199バーツ(700円弱)のプラン。

期間:7日間

データ容量:4Gで無制限

音声:20バーツ分

速度:最大1Mbps

速度に制限があるのが少し気になったのですが、1Mbps出ていれば特に支障はないし、そんなに高速な回線が必要になるシチュエーションも思いつかなかったので、これを購入しました。

 

購入にあたりパスポートを提示

カウンターの人にパスポートを求められます。パスポートのコピーをとり、SIMの製造番号とパスポートナンバーを表に記入していました。どのSIMが誰に売られたのか、ちゃんと記録を残しているようでした。

この点、日本のAmazonで買う際は、個人のパスポート提示は不要です。日本で販売している法人が、既に法人として登録しているからだそうです。

 

十分なクオリティ

AndroidのNexus 5xと、iPhone SEで使いました。どちらもAPN設定をいじる必要も無く、挿したら使えました。

速度が最大1Mbpsという点が少し気になっていたのですが、使ってみたところ、全く問題ありませんでした。極端に遅いと実感することもあまりなかったし、通信がなくなることもありませんでした。

この値段で7日間使えるのなら、文句無し、というのが私の感想です。

ところが!7日間用であれば、日本のAmazonで、もっと安く、良い条件のSIMが売られていますので、これからタイに行く方はAmazonを要チェックです

 

日本のアマゾンで購入できるタイのSIM

AmazonでタイのSIMをチェックしてみたところ、やはりタイは日本人にとって身近なのか、たくさんの選択肢が出てきました。以下、7日間用で、信用できそうな銘柄を3つピックアップします。

どれも7日間で、無制限データ100バーツ分の通話込み、となっています。また、タイの4Gと3Gの周波数は、日本と同じなので、日本のSIMフリースマホが使えます

注意点:

最後のDtacは、「2.5GB使うと、2Gになる」という仕様なので、2Gの周波数である1800MHzが掴める端末でないと、2.5GB使った時点で通信が途切れる、ということになります。ご利用になるスマホをご確認下さい。

他方、AISとTrueは、「2.5GBを使うと、速度が384Kbpsになる」という仕様ですが、384Kbps出れば、特に問題なくネットが使えるのであまり気にしなくて大丈夫です。

1. AISのTraveller SIM

私が今回利用したAISという通信会社の商品。こちらはドンムアンのカウンターでは299バーツ(約1000円)で販売されていたので、アマゾンで買ったほうが安いです。

  • タイ国内への発信約100分、日本携帯への国際発信約16分込み
  • 利用開始前のアクティベーションやパスポート登録は不要
  • SIMサイズ:3 in 1サイズに対応
  • データ通信専用(音声なし)でよければ、これより20円安いデータSIMがありました(2017年9月時点)⇒Amazon

2. TrueのTourist SIM

こちらもドンムアンでAIS同様、299バーツで売られていたので、アマゾンのほうが安いです(2017年9月時点)。

  • タイ国内への発信約100分、もしくは日本携帯への国際発信約20分込み
  • 利用開始前のアクティベーションやパスポート登録は不要
  • SIMサイズ:パッケージには3in1と書いてありますが、商品詳細には「Micro、Nanoサイズ対応」と書いてあるので、標準サイズで使用する場合は事前に問い合わせたほうが安全かと思います。

3. Dtac Happy Tourist SIM

こちらは、AISとTrueMoveよりも少値段が高い(といっても700円台)というのと、2.5GB使ったあとが2Gになってしまう、という点を考えると、私はAISかTrueMoveをおすすめします。

  • タイ国内への発信約100分、日本携帯への国際発信約16分込み
  • 利用開始前のアクティベーションやパスポート登録は不要
  • SIMサイズ:3 in 1サイズに対応
  • 2.5GBまで4G/3G通信に対応、それ以降は2Gで接続

 

最後に

以上のように、日本のAmazonでは7日間の短期用であれば、タイのプリペイドSIMが安く売られています。現地のカウンターで購入するとパスポート情報を提供しなければならなかったり、手続きに時間がかかったりします。その手間を考えると、事前にAmazonで買っておくほうが良いかもしれません。

とはいえ、私は調査不足で、ドンムアンに着いてからカウンターで購入しましたが、夜中で他のお客さんもいなかったので時間もさほどかからなかったし、お店の人がささっとSIMを入れ替えてくれたし、通信も問題なかったので、満足できました。なので、アマゾンで買いそびれても、それはそれで全然問題ないですよ!

 

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