【勝浦】冬の海と海鮮丼の癒し旅

冬の海を眺めに、房総半島南部にある千葉県の勝浦市に行ってきました。東京駅から房総列車特急わかしおで約1時間半、白い砂浜の御宿を超えると、勝浦駅に到着します。リアス式海岸、期待以上に面白かった海中公園、鵜原理想郷、独特のタンタン麺、そして海鮮丼。決して華やかな観光地ではないのですが、東京の人口密度に疲れていた心と体が癒される一泊二日の旅となりました。

 

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移動には車が必須

東京駅から房総列車特急わかしおに乗り、勝浦駅まで約一時間半。勝浦駅で、事前にじゃらんで予約しておいた駅レンタカーで、レンタカーをピックアップしました。

勝浦はコンパクトな町なのですが、それでも車が無いと移動が難しいです。電車で行く方は、レンタカーの手配をおすすめします。

 

海の中の水族館、かつうら海中公園・海中展望塔

勝浦に着いてさっそく向かったのが、かつうら海中公園・海中展望塔。陸から橋でつながった展望塔からは、海面を眺めるだけでなく、地下海底8mに降りて窓越しに海中を眺めることができます。

らせん階段を下りていきます。途中、「これより海中」のサインが!

海中にあるスペースは小さいのですが、潜水艦の中にいるような気分になる丸い窓がたくさんあり、そこから美しい海中風景を見ることが出来ます。期待以上の面白さでした!ウツボや小さなフグなんかも間近で見られます。

入場料は、大人は960円、中人470円、小人210円で、大人が高めです。そこでクーポンの利用をおすすめします。

10%オフになるクーポンはオフィシャルウェブサイトにあります→【クーポン】。また、駅前の観光案内所にも紙のクーポンが置いてあります。

 

リアス式海岸にある鵜原理想郷

 

鵜原理想郷は、海に侵食されて入り組んだ海岸線、いわゆるリアス式海岸にあります。歌人・与謝野晶子は、その美しい景色を気に入って鵜原理想郷に滞在して歌を読んだそうです。

鵜原理想郷と呼ばれるエリアには、車では入れません。駐車場に車を停めて、自力で歩きます。ハイキングコースの地図が駐車場にあります。

手弱女平(たおやめだいら・上の写真)と呼ばれる岬には、駐車場から徒歩20,30分でたどり着きます。広々とした岬に東屋もあり、海を眺めながらのピクニックにもってこいの場所です。

天気と時間が許せば、『一周2,300米鵜原ハイキングコース』をまわるのも良いと思います。

 

ご当地グルメのかつうらタンタン麺

タンタン麺は勝浦のご当地グルメ。勝浦の町には、タンタン麺のお店がいくつもあります。

中華料理屋にある一般的な「坦坦麺」はゴマの濃厚な風味と、どろっとしたスープが特徴というイメージがありますが、勝浦のタンタン麺はさらっとしたラー油ラーメンのような感じで、全く別のものです。

私も一軒試してみましたが、ラー油の効いた辛いスープのラーメンに、炒めたたまねぎの甘みが絡み合っている、という感じのお味でした。独特なので、一度試してみるもの良いかもしれません。

 

やっぱり地元の海鮮が食べたい

新鮮な魚が食べたいと思い、まるろという定食屋さんで地元産の海鮮丼を頂きました。

なめろうとイカがとってもおいしかった!!

お寿司屋さんもいくつか見かけました。タンタン麺も良いですが、やはり新鮮な海鮮がおすすめです。

 

朝日と夕日は、海沿いだからこその美しさ

のんびりとした癒し系の旅には、朝日や夕日を眺める時間的な余裕も大切です。写真は、ホテル三日月前の港から撮ったものです。

 

人の少なさに癒される

勝浦に着いて、レンタカーの店員と観光案内所のおばさんに「どこがおすすめですか?」と聞きました。するとお二人とも、「朝市も最近は盛り上がってないよ~」、「何もないよ~」とすごく自信なさげでした。

でも東京から行くと、人ごみが無い、空と海が広がる景色、その環境だけで癒されるものがありました。冬だからこそのキリっとした海岸沿いの風は気持ちの良いものでした。次回はぜひ夏に、御宿のビーチと勝浦のセットコースで行きたいです。

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